新しい瞑想レッスンプログラム

 

 

現在　呼吸瞑想レッスンの

新しいプログラムを絶賛開発中です

 

瞑想を生活の中に

自然に無理なく取り入れたいと思うなら

 

やはり

それが習慣化するまでは

 

ある程度の期間　集中して学ぶこと

そしてトレーニングすることは不可欠だから…　

 

重い腰をあげました

 

実は　ずっと温めていたプログラム

意識の底に眠らせていたプログラム

 

ある方のお問い合せから

今こそやりなさい!! と叩き起こされた感じです

 

 

その方は

止むに止まれぬ事情もあって

 

心を落ち着けたい

普通に元気に動ける体を取り戻したい

 

そんな思いを強くお持ちでしたので

 

新しいプログラムをモニター価格で

受講していただくことをお願いして

 

現在　二人三脚で

呼吸瞑想48日間(全8回)集中レッスンの

プログラムを実践制作中です

 

今週(8/18)が３回めのレッスンでした

 

レッスン内容の骨格は決めていますが

当日の生徒さんの心身の状態に合わせて

臨機応変に実践内容は変化していきます

 

今回も　予定にはなかったワークを

急遽やっていただくことになりました

 

 

食べる瞑想

 

 

 

キッチンから「レーズン」を持ってきて

彼女に手を出してもらいました

何粒かを手のひらに載せようとしたら

 

「一粒でいいです」と言うので

「何粒かないと練習にならないのよ」

 

と言って

数粒のレーズンを手のひらに載せた途端

 

彼女はわたしの言葉を聞く前に

その中の一粒を摘んで口の中に・・・

 

「ええっ!? まだ食べちゃいけないの!!」

 

ぺろっと口の中から　レーズン一粒を

手のひらに戻した彼女に

 

「まずは、口に入れる前に

　レーズンをよく観察してね」と促して

 

五感をつかっての食べる瞑想を

実践してもらいました

 

触ってみる　匂いを嗅いでみる

口に入れてからもしばらく噛まずに

唾液とからませて味わってみる

 

ひと噛みした時の　感覚　味わい　香り

ふた噛みした時の　舌の動き　唾液の量

 

そして　噛み砕いたあとのレーズンを

喉の奥に移動させる時の感覚

 

全身の神経を集中させて

口の中のレーズン一粒だけを観察します

 

食べる瞑想をすると　皆さん

こんなに時間をかけて食べたことはない

と　仰います

 

食事をいただいているとき

「今ここ」にいれば

 

食べていることや食べているもの以外に

思いを逸らされる暇はないはずですが

 

なかなかそうはいきません

 

食べている時　私たちは

一体何処にいるのでしょうか

 

 

思考と観察

 

 

私たちは

食事をしているとき

 

目の前の食べものより

今ここにはない物事に心を奪われている

 

そんなことが

殆どではないでしょうか

 

考えごとやお喋りに忙しくて

目の前の食事がおざなりになっている

 

気づいたら　いつの間にか

お茶碗のごはんが空っぽになっていた。。。

 

わたしも　いつの間に？？と

驚くことがよくあります（汗）

 

無意識の考えごとは曲者です

 

私たちは　一日平均3万から7万回

思考していると言われています

 

うち98%は既に考えたことの焼き直し

更にその7〜80%はネガティブな考え…

 

ね、曲者なんです

 

でも、

 

考えごとをするのは脳のお仕事、習性です

仕方がありません

 

が、

 

考えを止める方法はあります

それが「観察する瞑想」です

 

人は　対象を観察をしているとき

同時に思考することはできません

 

思考が始まると

観察がストップします

 

目の前のレーズンを見つめている時

明日の心配事は浮かびません

 

口の中の舌の動きに気づいている時

昨日の後悔は思い出しません

 

頭の中の止まらない思考を止めるには

何か観察する対象を見つけることです

 

 

瞑想の効果

 

3回めのレッスンを終えられたAさんが

 

「瞑想ができているかどうかは別にして

　ここに来るようになってから

　安心できるようになったんです」

 

と仰いました　そして

 

「安心すると　自然に

　感謝の気持ちが湧いてくるんです」と

 

 

 

瞑想の効果は

 

瞑想している最中に体験する何かではなく

日常生活に起きている変化に注目すべき

と　わたしは思います

 

Aさんが数週間瞑想を続けてきた　又は

瞑想を練習しようと努めてきたことで

 

落ち着かなかった心を

安心させることができたこと

 

そして

 

安心とセットで　感謝の気持ちが

湧いてくることにも気づけたこと

 

これが　日常生活の中で起きた

瞑想実践による変化であり、成果

 

今後も引き続き自信を持って

瞑想実践を続けてほしいと思います